大稲産業の子育て応援ブログ「子ブログ」

西鉄大牟田線　風景　今昔

2010年01月26日00時01分

こんにちは　前野です

昭和45年　私は　工場からの煙突の煙がたなびく北九州市黒埼から福岡へ転勤してきました。
以来　ちょうど40年間、西鉄大牟田線にお世話になってきましたが、電車内外の風景は時に
つれ、大きく変化してきました。
福岡での最初は　南区野間の会社の独身寮。
高宮駅から福岡駅まで、その後結婚し、大宰府、小郡へと移り住み、福岡市へ通勤しました。

この間　車窓からの風景が最も変わったのは、大橋駅から福岡駅間です。
当初　沿線の家並みは　精々高くても3階程度だったため、平地を走っていた電車からでも、
ある程度遠方まで見渡せる景色でしたが、福岡市への人口の集中化とともに　マンションが
次々と建てられ、その後　高架になった電車の車窓からでも景色がに遮られ、最近では
まるでマンションのトンネルの中を走っている感さえするようになりました。

当時　電車はまだ冷暖房の設備がなかったため、特に夏はたいへんでした。
ラッシュ時の限界を超えるような　すし詰めのクーラーのない電車内、腰掛にすわった窓際の
人たちはこの暑さを感じないのか、窓は開けず居眠りしたまま。
満員でたちっ放しの途中乗車の我々は蒸しかえるような暑さで汗だくの通勤でした。

電車内の風景で変化を感じるのは　若い女性の姿です。

腰掛に座っている女性は　毛糸の編み物姿を良く見かけたものです。自分の、家族の、いや
彼のためか、一心腐乱に編み物をいている姿は、ほほえましく思えたものです。そんな毛糸の
編み物をもらうことのない私は　少々うらやましく思ったものでした。
しかし　この姿は　最近ほとんど見られなくなりました。

見られるのは、携帯電話に夢中になっている若い女性。
車内で携帯電話のマナーについての放送を全く無視。ひたすら携帯に取り組んでいる姿は
ここ10年ぐらいでしょうか。

そして　特に最近　時々見られるようになったのが　車内で化粧をしている若い女性です。
朝寝坊したんでしょうか。それとも、自宅での化粧を再点検しているのでしょうか。
最近　これをやめてほしい、との西鉄からのポスターが　車内に掲示されているようです。

ニックネーム:
コメント:

このログのみ表示