大稲産業の子育て応援ブログ「子ブログ」

私のキッチン論

2009年08月07日09時15分

　私はとっくの昔に子育てを完了した男性。
今はカミさんとの２人暮らしです。
時々カミさんが言います。
「お父さん、仕事辞めたら食事の支度も後片付けも交代でしましょうね。」
　私は返事をするでもなく、しないでもなく、むにゃむにゃと呟きます。

　以前、８年ばかり単身赴任をした経験がありますので、
味噌汁作ったりご飯を炊いたりは出来るのですが、
なるべくならばしたくないのが本音です。
しかし、それをそのまま口に出せば
カミさんの逆鱗に触れること火を見るより明らかですので
むにゃむにゃとごまかしています。

　もう一つ理由があります。
　我が家のキッチンは、台所と呼んだ方がぴったりの構造です。
ガスコンロとシンクと食器置きのスペースが横一列に並んでいて、
上の方には洗った食器を入れる棚がせり出しています。
この棚の高さをカミさんの背丈に合わせたのが失敗のもと。
カミさんよりも２０センチ以上は上に位置しているわたしの頭は、
油断する度に棚の端に衝突してしまいます。

　ご主人にキッチンでの作業を手伝わせたかったら、
棚の高さを十分にとっておくこと。
そうすればご主人にキッチン仕事を避ける口実を与えずに済みます。
後は、夫婦間の実力関係次第。

この前のブログはＹさんの対面キッチン礼賛でしたが、
我が家の「台所」に関しては
その主になっているカミさんは結構満足しています。
理由は簡単、
身動きが自由に出来て２人並んで料理にとりかかれる程度の広さがあることです。
もう一つ付け加えれば、居間が流しの右手にあって、
ちょっと横を向きさえすれば居間に居る人と話しが出来ることですが、
これは決定的な理由ではないようです。
仔細に詰めていけば、
「広さ」が住まいの快適性を左右する重要な要素になりそう。
しかし、一番実現困難なのがこの「広さ」。

ラスベガスがまだ砂漠だった昔、
そこにある雑貨屋でＧパンを１本買ったら
１エーカー（約４千平米）の土地が、おマケとしてついたそうです。
そういう話、どこかに・・ないでしょうねぇ。（瑞）

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